医療従事者が疲弊!コロナ重症者の診療報酬3倍で救済対策を厚労省方針
厚生労働省は、新型コロナウイルスの重症者の入院治療をした病院を対象に、収入となる診療報酬を通常時の3倍にする方向で調整に入った。
新型コロナ感染者を受け入れた病院の経営が急激に悪化しているため、4月に報酬を倍増させた特別対応を強化して感染の再拡大に備える。
新型コロナは指定感染症のため、入院料について患者の自己負担は発生しない。
厚労省は月内に中央社会保険医療協議会を開き、重症者を受け入れる集中治療室(ICU)の入院料を通常時の3倍となる1日24万~42万円に引き上げるといった案を示すことを検討している。
すでに4月18日からICU入院料を通常時の2倍にするとともに、重症者以外の新型コロナ患者を治療した病院への報酬も上積みする対応をとった。
ただ、5月に入り、病院団体がコロナ感染者を受け入れる病院の4月の平均利益率が10%を超える赤字に転落したとの調査結果を発表しました。
重症患者の治療に人手がかかるうえ、院内感染を防ぐために受け入れ患者の数を減らしたことが収入減につながっており、報酬をさらに上乗せすることにした。
コロナ患者を受け入れた場合、外来診療も制限され、病棟も隔離用に階を分けたりしなくては成らず、相当経営的に厳しいと聞いています。
個別に補償するより、診療報酬に加算するだけでは、閉鎖する病院が今後出てしまうのでしょう。
この影響で別に行かなくてもいい老人の医療費が減ってるのも経営悪化の原因とすれば健康保険負担的に大きく変わらないのかもしれない。
患者も不要不急で病院行かずこのまま必要な時に病院に行くのを意識して、医者もモラルかによるかもしれない。
しかし、無駄な投薬を減らし必要な医療、必要な投薬を考える時期でしょう。
受け入れてる病院も感謝したいし、医者や看護師個人にももっと報酬面で何とかしてもいいと思います。
保育園で拒否されるとかの差別報道見てると「やってられない」と思われても仕方ない状況です。
仕事でも相当ストレス抱えるのに、家庭の事まで精神的ダメージがある。
この問題の複雑なところは保育園も学童もコロナを感染させたら閉鎖になると保育士も相当ストレス抱えてます。
他の親に言われてるんでしょうし、保育士達も讃えるべき人達です。
こういった非常事態は、特例で診療報酬を変えるのは構わないと考えます。
ただし、所詮これも税金から出ています。
税収は社会活動が成熟しなければ増えません。
使う方だけどんどん決めて、回収するのが未確定とは驚きます。
そんな事はあり得ない。国民に一律で大幅な増税を課す未来はそう遠くないでしょう。
国家の歳入は、限られているどころか減少しているし、国の事業は国債に頼って何とか回している状態です。
医療費削減とか言って、安部政権は病院や病床を減らし続けてきました。
食の安全確保と食糧自給率アップが、これから必要になる。
コロナ禍は、未来の日本がどうあるべきか考えるきっかけになります。
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