村田諒太デビュー戦勝利の裏情報・竹原との実力比較
村田諒太のプロデビュー戦、現役アジア王者で二度も日本王者になった経験者の柴田明雄選手に挑戦するだなんてスゴイと思います。
ちょっと無謀だという印象なのですが、下手をすると命に危険もあるかと・・・
プロモーターの力とロンドンオリンピック金メダルの知名度の力で実現した試合だと感じました。
村田の年齢を考えると早く世界戦をやりたいのでしょう。
そもそもアマチュアからプロのデビュー初戦でで突然メジャー団体の現役王者と対戦したのは前例がないのではないでしょうか?
村田が勝っても東洋太平洋ベルトを獲得できないルールですから、完全にイメージ戦略ですね。
フジテレビ中継を見ましたけど、あんなに一方的な試合展開になるとは思いませんでした。
正直、村田が負けると思っていましたw。
本当に強い!一日も早くミドルで世界王者になってほしいです。
村田が勝ったけど東洋ベルトはもらえません。
柴田明雄はOPBFミドル級王者のままでいられます。
「ミドル級(72.57kg)での試合」ではなく
「73kg契約ウェイトでの試合」なので
この試合で柴田のタイトルが剥奪される事はありません。
■なぜ6ラウンドなの?
【国内のルール上、10~12回戦でのデビュー戦は不可能】
村田はA級ライセンスを取得したA級ボクサーです。
初戦は8回戦(最長8Rの試合)となり、1勝すればその後は何ラウンドの試合が組めます。
しかし、今回はまだ8回戦で1勝も挙げていないので、仕方がないです。
6ラウンドにしたのは、短いほうが村田に有利にするためです。
あとは興行の成功を目的にしていて、フジテレビの良いように利用されたとも受け取れます。
村田が敗北するのは絶対回避したかった!
フジテレビ側ととしては、村田のノックアウト勝利が叶ったけど、5または最終6ラウンドで勝ってほしかったのでしょう。
■全盛期の竹原真二より強い?
ボクシングに精通している人なら、竹原のほうが強い!と即答するでしょう。
現役時代の竹原さんと今の村田を比較すると、
村田は金メダリストであってもプロの世界チャンピオンにのし上がった竹原さんと実力を比較するのはかわいそうです。
先日のテレビ中継をみて、当て勘やスピードなど総合的に村田選手はまだまだ泥臭いプロの勝利者には程遠いです。
「情熱大陸」で村田の特集でしたけど、
彼の自己管理能力は素晴らしいと思いました。
自分を客観的に見つめる姿勢はアマチュア選手時代に養った賜物ですから、
トップランクと契約してトレーナーの指導の下で挑んだ柴田戦でしたから、 今後はトレーナー次第で世界タイトル奪取も夢ではないでしょう。
また、壇蜜に似ている妻とお子さんの存在は村田の潜在能力に未開発の実力を開花させる起爆剤になるでしょう。
これからの活躍を期待しています。
101%のプライド
この記事へのコメントはこちら