小麦奪い合い餓死危惧!ロシアのウクライナ侵攻は全世界に食糧危機の恐れ
ロシア軍によるウクライナ侵攻は食糧危機を引き起こす可能性が高いという報道があります。
ロシア軍の攻撃で港が閉鎖されてしまって、小麦の輸出が止まっているのが原因です。
懸念されるのは全世界で起こるかもしれない「小麦を巡る争奪戦」です。
G7(主要7カ国)の外相は共同声明を採択した内容の中には、ウクライナ侵攻により、ロシアが世界的な食料危機を招いていると非難しています。
ロシアはウクライナに対する軍事戦争を『小麦戦争』に匹敵するとして、世界各地、特にアフリカ諸国に多大な悪影響を及ぼしていると批難されています。
世界中で「小麦の争奪戦」が巻き起こる懸念が。
ロシア軍が攻勢を強めるウクライナ南部の貿易港オデーサについて、WFP(国連世界食糧計画)は、警鐘を鳴らしています。
ウクライナは世界有数の穀物輸出国で、小麦は世界で第5位を誇る。
しかし、輸出港であるオデーサの港がロシア軍によって管理され、輸出ルートにも機雷が敷設されている。
欧米や、アフリカ、中東の国家において、小麦の争奪戦が起こり、小麦価格が上昇すると死活問題です。
貧困世帯や、国民の平均所得の低い地域では、餓死者も生まれる可能性があるという。
WFP(国連世界食糧計画)の事務局長の発言には、港を開いて貿易を再開しないと、世界の何百万人もの人が餓死することになる!という警告を発していました。
食料危機は、すでに世界中で起きています。
例えば、エジプトでは、食卓に欠かせないパンの価格が2倍以上に高騰しているという。
ロシア軍によるウクライナへの軍事侵攻は、ウクライナで戦う兵士だけの問題ではなく、食糧問題、世界の飢餓という違う側面の戦争を誘発しているとも考えられます。
ロシアの貨物船が略奪した小麦を諸外国に売りさばこうとしているという報道がありました。
ロシアの傍若無人な行動が事実ならば、国家的な戦争犯罪に等しい批難を浴びることになり、世界中から敵対視されてしまうだろう。
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