マクドナルドが日本産ジャガイモ使わない理由
マクドナルドがフライドポテト(マックフライポテト)の取り扱いを縮小し、Sサイズのみ販売した時期がありました。
コロナ禍の影響で物流が厳しくなったのと同時に、原料のアメリカ・カナダ産ジャガイモの在庫不足が影響したのが原因です。
新型コロナ禍では、北米とアジア航路のコンテナ輸送価格が暴騰しています。
食材を輸入依存しているのは大きなリスクといえます。
流通が滞るのと物流や食料調達への影響に関して、マクドナルドがどのように経営判断するのか大きな課題だと注目される。
フライドポテトは人気商品だけあって、ファンにとってはつらい時期でした。
また、ネットで話題になっているのは、どうしてマクドナルドは国産じゃがいもを使わないのか?という問いかけです。
日本マクドナルドによれば、北米産じゃがいもを使用する理由は、「大きさ」「味」「消費量」の3つです。
マックフライポテトは、丸ごとのじゃがいもを切断して作っています。
そのため、均等の大きさに見合う品種が必要となります。
また、外はカリカリ食感、中身はホクホクとした味わいのおいしさを研究しています。
マックフライポテト用ジャガイモの主な産地は北米(アメリカ ワシントン・オレゴン州等、カナダ アルバータ州等)の農場です。
「ラセットバーバンク」や他の北米産品種を選んでいるという声があります。
また、販売量が非常に多く、産地開拓が容易ではない事情もあるとのこと。
マクドナルドとして、マックフライポテトは看板商品の一つです。
世界中で厳しい品質基準を徹底しています。
現在のところ、日本国内で栽培されているジャガイモの品種では、マックフライポテトに最適な合うジャガイモが見つからないというのが最大の理由だと言われています。
日本が大規模農業に不向きなのは明らかなのは、平地が少ないからです。
アメリカの農園と比較すると、日本の農家は小規模農家ですし、少し規模の大きい家庭菜園くらいにしか思われていないです。
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