デルタ株に有効ワクチン!ファイザー製ワクチンmRNAが評価高い
米製薬大手ファイザーは2021年6月24日、独ビオンテックと共同開発した新型コロナウイルスワクチンがインドで初めて確認された変異ウイルス「デルタ株」に効果が見込めると明らかにした。
イスラエルでファイザーのメディカルディレクターが国軍ラジオ局に対し、「インド株が英国株に成り代わって変異株に上り詰めた地域を含めて、データ分析した結果、ファイザーのワクチンはコロナウイルスに対し約90%の予防効果を獲得した」と語った。
英イングランド公衆衛生庁(PHE)の分析でも、ファイザーや英アストラゼネカのワクチンで、デルタ株に対し90%を超える入院の予防効果が確認されている。
コロナワクチンの製造方法にはmRNA、ウイルスベクター、不活化の三種類があります。
変異株にはmRNAだけ高い感染防止効果があります。
そのメカニズムは、mRNAの発見者である科学者の言葉で解説されていました。
日本で接種が始まったモデルナとファイザーはmRNAです。
mRNAワクチンはウィルスのゲノムを土台にして変異もある程度考慮に入れて様々な工夫がなされている。
ワクチンを打つならmRNAタイプが好まれるでしょう。
ウイルスベクターを使う英国は、変異株の感染が再拡大して都市封鎖が延長となりました。
mRNAのワクチンを確保できるのかどうかで、景気や株価で大きく開いていくでしょう。
一方で、感染予防ということではワクチン打っている国でも、感染しているという声もあります。
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