ラーメン高いと批判される理由と日本出遅れた原因
新型コロナ拡大防止のため、緊急事態宣言が出されて、ウーバーイーツなどの宅配代行サービスの需要が高まっています。
ラーメン専門の『宅麺.com』といったサービスも広がりを見せるなど、お店で作られたラーメンを自宅で楽しむスタイルは、これまで以上に注目を集めている。
ラーメン店の看板を見ると、1000円を超えるものも珍しくなくなった。
この30年ほどを振り返ると、立地にもよるが明らかに高価だという印象が強いです。
自前で建物を持ってたりするなら家賃費などはかからないし光熱費も安く済みますから価格も抑えられる。
だけど都心のテナントだと家賃も高熱費も高くなりますから、ラーメンの価格も必然的に高くなってしまいます。
ぜんぜん原価が安くない。スープ代がかなりのフェイトをしめます。
その中でもガス代です。
博多式や久留米式など呼び戻しの場合は何日もかけて火をいれつづけます。
そのすべてに原価としてかかります。
おおよそですが200円から300円前後はそこにかかってると思ってまちがいないです。
やはりラーメン1000円は庶民価格では無いです。
25年前の大卒初任給は、194,000円。
去年の大卒初任給は過去最高を更新し、210,200円。
上がってません。
単純に25年前、ラーメン1杯が600円なら去年の給与水準から考えれば650円。
1000円には程遠いです。
それだけではない。消費税増税や、バイトを雇うのに最低賃金も525円から1013円と倍近く上がっている。
そんな状況にも関わらず、ラーメンは“庶民の味方”という社会的イメージをなんとなく背負わされれているところがあり、ちょっとでも値上げすると、すぐに高いだのと文句を言われる矢面に立たされてしまう。
本来の価格は需要と供給で決まる、でもラーメンとかは論議される。
個人的にはラーメンだけじゃなく、安くて美味しいお店を見つけたら、達成感と幸福感に浸れます。
ちなみに高くてマズいと、敗北感にまみれます。
1000円払ってまで食べたいラーメンなら食べるし、並んでまで食べたいなら並ぶ。
このラーメンなら皆1000円以上払ってもらえる自信が店主にあるならいいんじゃない?
こちら側も1000円以上払うとなればそれなりに味は勿論、店舗の環境、サービスにも厳しい目になる。
ラーメン消費量日本一位の山形県のラーメンは500円で食べれます。大盛りでも550円。
1000円超えのラーメンでも、山形のラーメンの方が美味しいとこも沢山あります。
原価高い材料使い過ぎてラーメンの値段をあげても、味が普通のラーメンが多すぎです。
リピートしたいラーメン屋って数少ないです。
この20年間で欧米や発展途上国だった東南アジア諸国の年収は倍増している。それに比べて日本は低下。
海外からの観光客が多くなったのも自国と比べて日本の物価が安い。
昔、日本人が海外でブランドを買い漁ったのと同じです。
おもてなし日本の評価を伝えるが実際は違う。実際には海外からは中間所得層しか日本に来ていない。
安倍政権の策略でいかにもアベノミクスが成功しているかの様に操られている事に気が付かないと大変な事なっている。
日本は取り残されてきています。
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