マイナンバーカード普及しない原因とデメリット・作らない理由
国民からの批判が止まらないマイナンバーカードの普及は停滞しています。
国民全員にいきわたる1億枚以上のカードが発注済みだという某新聞社の報道によると、約3000万枚もの在庫があるそうです。
国民からの批判が高まっているのはどうしてでしょうか?
政府は保険証や免許証との一体化を図り、マイナポイントのバラマキで普及をねらっていた。
しかし、マイナカードの新たな問題が続々と浮上してしまった。
その一つとして、衆議院内閣委員会でおこなわれたマイナンバーカードをめぐる質疑が話題になりました。
マイナンバーカードと公務員の身分証の一体化は平成27年に安倍内閣で閣議決定されているが、実際に一体化しているのは本府省庁勤務の公務員だけだと言われています。
今後は民間の社員証等との一体化も目指しているそうです。
しかし、法律で取得義務化されていないものを本人の意思に関わらず強制するかのようなやり方は問題がある。
また、政府の情報管理が不完全でありながら漏洩後も責任をとらない。
それどころか原因追求で疑問があっても真剣に対応しないなんて意味不明です。
これでは無責任な対応をしてきただけに信頼を失ってしまったのが最悪です。
普及できないままで、給付金支給の際にもデジタル化のメリットを活かせなかった。
免許証と保険証の一本化を目指すと豪語しておきながら、具体的に進むこともなく議論もごちゃごちゃです。
マイナンバーカードの安全性や秘匿性に不安を抱いている人に納得させるほどの材料が欠落しています。
無計画なままでは国民全体に拡散するのは厳しいでしょう。便利だと思う人達は勝手にご利用くださいってなるだけよね。
このまま推し進めていても自治体などの現場では相当の混乱をもたらすだけです。
やるなら現実的な計画を練ってキチンと数字出して説明できる人を担当にするところから始める必要あると思う。
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