ラーメン1000円は当然!物価上昇、値上げと増税など日本経済の闇
食材の業者やラーメン店が直面する、価格高騰の現状や物価高騰に不安の声が集まっています。
庶民の味方、ラーメン。モヤシと、肉厚なチャーシュー、濃厚な豚骨スープなどのラーメン。
全ての材料が値上がりしているのは、過去になかった異常事態だという意見があります。
ラードの原料、背脂が30%値上がり、特製ダレにつけ込んだ豚肉のチャーシューは10%アップ。
スープに使う骨とモヤシは10%、麺も7%と、食材の値上がりが軒並み続いているのです。
ラーメンに欠かせない麺の値上がりも深刻です。
製麺工場では、何度も押し寄せる値上げの波に悲鳴をあげていました。
小麦粉を機械に入れて練り、のばして巨大なロール状にします。
生産地の天候不良や、海上運賃の値上がりなどで、輸入小麦が値上がりになりました。
そのため、ラーメン店に卸す来月以降の麺の価格も、上げる方針だといいます。
庶民の味方ラーメンが、1000円超えとなる日がきてしまうかもしれません。
海外のラーメンが1000円から2000円するのは目立っています。
日本でもラーメンが1000円近くなるのも仕方がないと言えるかもしれません。
日本にとって必要なのは、値上げがあっても、人々の生活が楽になるような賃上げが必要だと思います。
生産性向上と賃上げの良いサイクルを生み出す必要があります。
ラーメンに限ったことではなくて、まさに日本経済の最悪のシナリオとなりつつあります。
デフレ脱却しつつあったのに、約30年間一般庶民の給料は殆ど上がっていないのは先進国の中で日本だけです。
一方で、税金と社会福祉系の天引き額は増え、実質所得は減っている。
更に消費税が上がり、可処分所得は減少している。
そこに原材料の高騰で食料品など、生活するために必ず必要なものがが値上がりしています。
こうなってしまったらスタグフレーションに陥っているとすら感じてきます。
政府も企業はある程度の強制力でベアを要求するのではなく、大手企業には内部留保した分に重い課税するなど、半強制的に給与所得があがるような仕組みを考えるべきでしょう。
給料が上がらないのは税金が高すぎるからであって、実質税負担率が48.1%では国民は貧乏になる。
岸田政権は参院選後さらに税金を上げる可能性がある。
選挙はよく考えて投票しないと所得はちっとも上がらない。
財務省は景気を良くして国民の所得を上げ、税金を増やすとシナリオを考えていません。
税率を上げたり新規に税を設けたりして搾り取るだけ搾り取ろうとする。
国民の税負担を上げると、景気が良くならない上に、税金が集まりにくいです。
税が集まらないからまた税金を上げれば、景気が悪くなるという悪循環です。
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