孫正義氏の次の投資先は?スマボ、AI搭載の人型ロボットが日本救済の理由
ソフトバンクグループの代表取締役会長兼社長 孫正義氏は、以前から人間とロボットがともに共存して働く時代がやってくると主張していました。
孫氏の胸中には「スマボ(スマートロボット)」に発展するものと考えているそうです。
スマボとは、AIを多用することで、自主学習しながら適材適所と状況判断能力に優れていて、経験値をつみながら対処できるロボットを意味します。
SoftBank World 2021基調講演のときに登壇した孫氏は、すべての産業に導入できるようになれば日本の経済復興と景気回復の契機になると発言して話題になりました。
そこで、ソフトバンクグループはグローバル化を見越してスマボ企業への事業投資と支援を積極的に行っていくと宣言しています。
人型ロボットはビジネス展開が難しいと言われていたが、人型ロボットに関する技術開発に関しては注目して良いです。
人型ロボット開発は、制御、AI、コミュニケーション技術開発の集大成、システムインテグレーションの領域です。
日本ではロボットの一部でしかない人工知能しか注目されていないが、理想とされた人工知能には実世界で活躍できる素質を抱えているを思われます。
日本が世界で競える分野の一つは、介護ロボットです。
介護が必要な人が世界中に増加、肉体介護労働、人口減少社会など、介護ロボットの開発が必要に迫られています。
介護ロボットは売れ線なので、どこの国でも介護が必要な人口が相当増えます。
日本にはすぐれたロボット技術があるので、自国内で多用するのは当然です。
また、国家戦略の一つとして、介護ロボットを世界に売り込んでいってほしいです。
孫氏が掲げるスマボには、AIが搭載され、自ら学習して臨機応変に動きを応用して新しい状況に対処できます。
ソフトバンクグループがどのように展開していくのか、期待したいです。
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