死亡事故多数!ため池に落ちると溺死の理由
ため池に落ちるとどうして命を落としやすいのでしょうか。繰り返される事故にどう対処すればよいのでしょうか。
ため池における典型的な後追い沈水とみることができます。
ため池の底には、泥とともに泥炭の生物遺骸が溜まっています。
また、浅い深い関わらずミズゴケも拡散しています。
水を抜いた状態でさえ、泥に足がグイグイ吸い込まれるし抜けぬくいし、一度沈むと大人の力でも脚を抜くのが難しいです。
水際のコンクリート斜面には泥濘があたりに広がっているから這い上がるのも一苦労です。
バタバタと手足をかき分けて歩行しても顔を水上に出せないので呼吸できません。
平常心を保てない状態ですと、焦るだけで泳げる人でも水を飲んだり、それが肺に入って窒息などの様々なリスクがあります。
恐怖で泳ぐのもままらならず、腰ほどの水深でも溺死してしまったケースもあります。
平常心を失ったら尚更で、どんなに浅くても人は簡単に溺れます。
水の中は地上とは別世界だと認識しておくべきでしょう。
ため池でフェンスなどで囲んで人が侵入しづらくしていていますが、いずれ自然に壊れたり、人為的に壊されたりして、人が侵入してきます。
落ちた箇所からは上がれないために、エスケープルートを準備しているため池があってもよいのではないでしょうか?
亡くなる水難事故が絶えないため池は、危険ですから釣りを含めて不用意に近づかないように注意喚起されています。
子供を助けようとして一緒に溺れる危険があるので、ため池に近づかないほうが得策かもしれませんてはいけません。
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