水素燃料が実現?グリーン水素の研究開発が必要な理由
政府は国内での水素利用量を2030年時点で1000万トン規模とする目標を設ける調整に入った。
政府が17年にまとめた水素基本戦略では、30年時点で30万トンの水素を使う目標を掲げていた。
2050年の温暖化ガス排出を実質ゼロにするには二酸化炭素(CO2)を出さない水素の活用が必要です。
欧州や中国も研究開発を力を入れ始めた。
発電や燃料電池車(FCV)向けの燃料として利用を増やし、コストを下げて浸透するのを期待されています。
水素は期待されているとは、現状の日本では化石燃料の補完という声もあります。
そこで、再生可能エネルギーからつくった「グリーン水素」が重要になってくる。
国の明確な方針が必要になっています。
水素は空気中に大量にあるとはいえ、それを使えるように抽出するには大量のエネルギーを使います。
ただし、作り方によってはCO2を出さずに作れます。
水素をクリーンに作るには、水を電気分解するのですが、その電気を石炭で発電しまうなら無意味です。
再生可能エネルギーの電気が劇的に安価になるまで開発しなければいけません。
安い再生可能エネルギーの実用性高いレベルまで潜在能力を開花するのが重要になってくる。
いずれも構想と巨額なコストを伴うプロジェクトです。
環境に優しいだけでは実現しないので、コストと安全性が伴わないと主要なエネルギー源にはならない。
安全な水素ステーションというインフラを整備するのも課題になっています。
政策と世界戦略ビジネスの競争力を組み合わせて、地球環境を救う主力になってほしいです。
規制緩和がなければ水素エネルギーの普及は進みません。次世代エネルギーで日本が先頭集団にいる分野ですから、国はしっかり後押しをしてもらいたいものです。
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