ミルクボーイ、売れっ子と一発屋の噂と戦い

   2020/04/06

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 昨年の『M-1グランプリ』(ABCテレビ、テレビ朝日系)を制し、多くの番組から引っ張りだこのお笑いコンビ・ミルクボーイ。

『M-1グランプリ』優勝から3か月。

業界では試練の春に直面しているという噂があります。

テレビ業界では1クールの節目、春の改編期を迎えた今、ミルクボーイの出演ラッシュが進んでいます。

ただし、出演内容ばかりなのが気になる点です。

やっているのは“コンフレーク漫才”のアレンジ版ばかり。

『成功の遺伝子』(日本テレビ系)では「ビートたけし」、『志村けんのだいじょうぶだぁ』(フジテレビ系)では「志村どうぶつ園」「志村けんのバカ殿様」、『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)では「今夜くらべてみました」、『櫻井有吉アブナイ夜会』(TBS系)では「櫻井翔」、『霜降りバラエティ』(テレビ朝日系)では深夜限定版として「体位の駅弁」、『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)では「ヒルナンデス!」、21日の『徹底追究ミステリー この間に何があった?』(TBS系)では「たこ焼き」「しらたき」「シャボネット」をテーマにしたネタでした。

今までもミルクボーイは、KAT-TUN、『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)、『VS嵐』(フジテレビ系)、『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)他でアレンンジ版を披露してきました。

また、映画『ハーレイ・クイン』、CM『Indeed』、CM『ホットペッパービューティー』などのアレンジ版も披露。

テレビに限らず各業界から、「“コーンフレーク漫才”のネタ」にしたオファーが殺到しているのです。

どう考えてもこの状況がずっと続くとは思えないだけに、現在の出演ラッシュが落ち着くと思われる今春以降は、ミルクボーイの価値が問われるタイミングになりそうです。

本物の売れっ子になるのか、消費され尽くして一発屋のようになってしまうのか、今後の行方が注目されています。

1回消費され尽くして、それでもどっこい生き残っていてほしいしそうなる予感がある。

M1のネタでは久しぶりに大笑いしました。

このスタイルを見つけ出したことに対して、たけし、さんま、ダウンタウンなど、多くの芸人たちが番組で感心していました。

このスタイルで舞台を中心に地道にやってきた結果がM-1の優勝であって、一発屋とは違うと思います。

確かに煌びやかという雰囲気ではないので、TV映えというより劇場とか舞台映えする雰囲気を感じます。

ナイツみたいな感じで、華はないけど実力のある漫才師になって欲しいと思います。

誰も傷つけない、面白さがあり、漫才の安定感がある。

舞台中心と言うところが、真の漫才師として好感が持てる。

一発屋というより漫才師だから大阪で地道に舞台に立っていれば実力派の漫才師になるんじゃないでしょうか。

今の時代テレビがすべてではない。活動の場所はいくらでもあります。

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