会議減らない弊害と原因!労働時間削減と日本の企業の問題点

   2020/11/21

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日本の企業での会議は特殊です。

対面の会議こそ重要であり、会社で偉い人間ほど会議が多くなるのは奇妙です。
会議が多い人間ほど偉いという風潮さえ存在するとは笑えます。

しかも、ひとつの会議が1時間単位と長い。

自社ならまだしも、得意先への移動や打ち合わせとなると大切な業務時間が簡単に2時間以上は消滅してしまうなんてザラです。

このような残念な会議が1日に3つ以上ともなれば、実際の仕事は定時以降になりがちなのは愚の骨頂だと言わざるを得ません。

さらに、会議室をおさえるのも面倒で無駄な作業です。
会議をしようと思っても、会議室の確保に時間がとられる。

業務効率を上げるために会議室予約システムを導入するともなると、無駄な経費と労力です。

本当に業務効率を考えるなら、会議を減らすべきです。
「今回の会議の課題は〇〇です。では担当のAさんから説明します。」

こんなことやっていたら、生産性のない集まりで時間の無駄です。

事前に問題点と原因を明示し、各人が解決策を提出、会議前に解決策を整理しておけば、時間も短縮できるし速やかに解決策を選別できるはずです。

時間と労働力を切り売りしているサラリーマンは、もっと人生を考えて仕事には励むほうが建設的です。

ちなみに、グローバル企業では、内部会議は30分単位で、対面の会議はよほど重要な案件や必要性がなければ開催しないです。

そのためにオンラインのメールやメッセンジャー、クラウドを活用しています。
必要な情報や資料はオンラインで事前に共有できます。

それをチェックしたうえで会議を開けば、書類配布やレクチャーは不要です。

会議では、事前チェックでわからない点のやりとりと意見収集だけ行って、責任者や担当者が結論を下す。すべてがこれでうまくいくとは言わないが、意見のない者や発言しない者は会議に参加しないで済む。

ところが、些細なテーマにもかかわらず頻繁に会議がある組織は今でも多いです。

この原因として考えられるのは、決定権あるはずの上席が責任をとって決められない組織だからです。

そのため、会議という場を利用した多数決にして個人の責任を少なくしているのでしょう。

まず、そういう風土を変えないと会議を減らすのは困難です。

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