はだしのゲン!閲覧制限のメリット・デメリット

 

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漫画「はだしのゲン」の閲覧制限というニュースを聞いたとき、「なぜなの?」と思いました。
松江市教育委員会が松江市内の小中学校の図書館で生徒たちが自由に見ることができように決めた理由がわかりません。
“閉架”にあえてする思惑がどうも曖昧だと思います。
残虐なシーンを子どもに伝えない意図があるという趣旨だそうですけど、 教育者が表現の自由を制限するのは憲法違反だと指摘されても仕方ないでしょう。
コレを有害図書に該当するのか?どうも思想的な強要するほうが大問題だと思います。
今回の報道によって、逆に宣伝効果になって閲覧希望者が殺到すると思います。
なぜ文部科学省が松江市教育委員会に真意を求めないのか理解できません。
漫画の内容が残虐なシーンが多いという指摘は、読者が判断する事であって行政や教育委員会が口出しするべきではないはずです。
戦争が悲惨なものだと痛烈に子供に伝えるには真実を直球で表現するのが有効です。
日本が好んで戦争をはじめ、そのために国民がひどいめにあった悪魔の漫画だと意見している人もいますけど、
それも正しいかもしれません。
ただし、戦争は地獄の惨劇であることや、
独裁政権下で、天皇を神格化と万歳三唱して、日本人が命を犠牲にした事や殺された事も事実なのです。
昭和から平成に変わって、今の小学生に戦争を伝えるには言葉より映像と漫画が最も伝わります。
はだしのゲンが教育上に悪影響ときめつける根拠が親方日の丸の上から目線でしか考えていないほうが怖いです。
見せるとか見せないとか、神経質になりすぎていると思います。
映倫や暴力的発言報道などでテレビ番組や映画の内容にも意識をしすぎです。
今の小学生なら、この報道をしって図書館になくても、ブックオフなどの古本屋やスマホやパソコンで電子書籍をダウンロードして読める時代です。

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