食べ続けると体脂肪減少お弁当?NARO Style弁当の真相

   2021/03/17

Pocket

島津製作所は社員食堂で健康な食事を提供していることで話題になっています。

栄養面で良いメニューを提供するなど「健康経営」に熱心な企業です。

島津製作所は予防医療の分析機器での評判高いだけあって、社員の健康増進に気を使うのは企業のブランドイメージ向上の観点でも大切な取り組みなのでしょう。

近頃では、農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構、茨城県つくば市)が開発した「NARO Style弁当」を社員向けに提供しているそうです。

従業員からは「野菜の素材の味を楽しめる」「もち麦をよくかむと、甘みが出ておいしい」といったコメントが集まったという。

「NARO Style弁当」とは一体どのような内容なのでしょうか?
まさにマルチビタミンといえるようなお弁当なのでしょうか?

食物繊維やカテキンやポリフェノールなど、必須栄養素とは別枠で、適量を摂取することで健康増進に役立つ栄養素、いわゆる機能性成分を多く含む食材を使っているお弁当です。

具体的には「米飯」「おかず」「茶」で構成されており、それぞれにさらに細分化した要件がある。

農研機構の研究では、昼食で週5回、3か月続けて食べることで内臓脂肪が平均で9.2平方センチも減るという結果は興味深いです。

栄養バランスを確保しながら総カロリーを抑えたメニューなうえに、味も満腹感も申し分ないなら継続できそうな気がいます。

ただし、「科学的に実証」した研究であっても、この弁当を食べ始めた被験者が運動を頑張ったり、不摂生な食生活を改めたりしている可能性が高いという意見があります。

そのような憶測があるのももっともだし、弁当による純粋な効果を評価するのはとても難しいでしょう。できていないため、「実証済み」とは言えません。

ダイエットの意識が高い人がこのお弁当を食べ続けるうちに、「どうせなら一駅歩こう」等の意識改革が働いた可能性は考えられます。

継続して食べていると体脂肪が減るかもしれない弁当・・・・という表現の方が適当かもしれません。

内蔵脂肪は、運動でもそれなりに落としやすいですが、コツコツと長期間運動を続ける必要があります。

このお弁当を活用しながら、、体脂肪燃焼しやすい運動と組み合わせると、さらに早く大きな成果を実感しやすいかもしれません。

細くても体内脂肪があってメタボ診断に引っかかる人もいるので、NARO Style弁当のような商品は、今度も需要が高まるでしょう。

「食べると体脂肪が減るかもしれない弁当」が話題です。健康寿命への貢献を期待できるお弁当を検証します。

この記事へのコメントはこちら

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

内容に問題なければ、下記の「コメント送信」ボタンを押してください。

CAPTCHA