アマゾンがヘアサロン開業の理由!ARでヘアカラーや商品販売の改革
アマゾンがヘアサロンを開業したという報道内容が話題になりました。
この報道を目にして、「Eコマースのアマゾンがどうして?」と驚いた人は多いのではないだろうか。
しかしその理由の背景には、アマゾンにとって理にかなっていると考えられる理由がある。
今回の挑戦からアマゾンが将来的に、さまざまな分野を開拓していこうとしているのかを検証してみると興味深いです。
■アマゾンUK、ヘアサロン開業
2021年4月20日、アマゾンがロンドンでヘアサロンを開業しました。
ヘアサロンを営業している場所は、イースト・ロンドン・リバプール駅近くのブラッシュフィールド通り。
アパレルや雑貨店が軒を連ねる小さな通りで、アマゾン英国ヘッドオフィスの目と鼻の先でもある。
アマゾンによると、このサロンは顧客にテクノロジーを体験してもらうことを目的にデザインされているという。
目玉の1つがARを活用したヘアカラーをシミュレーションしながら選べます。
どのヘアカラーを利用すると、どのような仕上がりになるのか、ARで想定できます。
染める前にARで染めた後がわかるってとても便利です。
他には「point and learn」というテクノロジーが気になります。
ディスプレイ棚に映った商品を指し示す行動を取ると、商品を解説する映像が再生されます。
美容室やエステなどで使われた商品が気に入ったので、そのまま購入するというケースはあります。
購入したいときは、QRコードをスキャンできるようになっていて、その場でアマゾンUKの商品ページから決済できます。
既成概念をくつがえす戦略が興味深いです。
成功してきた方法を変えていない会社は少しづつ滅びていく。
ヘアサロンも今後テクノロジーで新たな形のものが現れてくる。
変革を迫られているという健全な危機意識を持って、未来永劫において続くようにマーケティングを駆使して変化しつづけていくでしょう。
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