スタバ容器が紙製!冷たいドリンク対象でプラごみ減少

   2021/11/08

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 スターバックスコーヒージャパンは、冷たい飲み物の容器をプラスチック製から紙製に切り替えると発表した。

アイスのスターバックスラテやキャラメルマキアートなどが対象で、全国の店舗で導入する。

プラスチックごみを減らすのが目的だと思われます。

 スターバックスではすでに、アイスコーヒーとアイスティー3品目をストローがいらない紙製コップに切り替えています。

今後は全23品目に拡大し、年間6700万杯分のストローとプラスチック容器の削減効果が期待できる。

紙コップで代替すれば解決するというのは、実は問題が内在しています。

使い捨て紙コップはプラコーティングされているのでリサイクルできない物が多いです。

自然分解されないので不燃ごみとなります。

消費者に正しい知識がない状態で紙に全面的に替わると、「紙だから捨てても問題ない」という勘違いしてポイ捨て問題が目立ってほしくないです。

また、紙コップに変更しても、使い捨てになって消費量が激増しているといえます。

紙コップの原料となる植林木のプランテーションが、原生林破壊を誘導している地域が今でも存在しています。

スターバックス は2022年にカップとパッケージのリサイクル素材、コンポスト性、再利用性を2倍にすることを目標に掲げています。

アメリカのスターバックスでは、「Borrow A Cup」というリユースカップのテストが開始しました。

1ドルのデポジットを払うことで、再利用可能なカップで飲み物を注文できます。

使用後のカップは近くのキオスクなどで返却し、1ドルも戻ってくる。

しかも利用とスターバックスの10ポイントが還元されるのも嬉しいです。

カップは洗浄され、再利用されるとのこと。

スターバックスに限らず環境問題に配慮したブランドがより選ばれやすくなるでしょう。

各社の取り組みに注目していきたいです。

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