Tweet

Pocket

米アマゾン・ドット・コムが、人間の感情を認識することが可能な音声作動のウエアラブル端末を研究開発している！という報道が流れました。
手首に装着する端末となり、健康・ウェルネス製品とのうわさが話題になっています。
アマゾンの「ファイア」端末やスマートスピーカー「エコー」のハードウエア開発に携わったＬａｂ126と、音声アシスタント「アレクサ」のソフトウエアチームによる共同作業だという。
同文書や開発プログラムに詳しい関係者によれば、この端末はスマートフォンのアプリと連携するよう設計され、装着した人の感情の状態を声から識別できるソフトウエアと組み合わせたマイクが搭載される。
同文書によると、将来的に他人とさらに効果的に交流する方法を利用者に助言できるようになる可能性があるという。
アマゾンはコメントを控えていて、プロジェクトがどの程度まで進行しているのか、端末が商品化されるのかなどは不明です。
「感情」というより、人間の声から感じられる「状態」を読み取るようです。
微妙な声の違いを読み解くのが可能になれば、疲れた声ならサプリメントを推奨したり、疲労が続くようなら健康改善商品をお知らせしてくれる。
言語化されない要素を読み取っておススメするとは、世話好きなおばちゃんのようで興味深いです。
どの感情を持つときにどんな買い物をしやすいのかを分析できるビッグデータをアマゾンは手に入れることができることになる。
相手の日常を知らずとも相手に貢献することができることになり、さらに個人向けAIとして機能することになると考えられます。
病気の赤ちゃんなど辛くて泣いてるのか分からない時や、自閉症の患者や精神疾患、ストレスチェックなどに使えるかと思いました。
画面を見ずに感情や周囲の環境を理解の上、音声だけでやりとり出来れば個人の能力拡張として最強のデバイスになるのを期待したいです。
行動をアシスト、行動上のエラーを訂正など、人の感情に合わせて最適解を教えてくれるとなると、人に寄り添うIT化が進化します。
ただし、感情というプライバシーを守るって観点からは読み取らないでほしい人も多いです。