夏バテ防止!辛い食べ物・香辛料のカレー等が人気の理由
猛暑が続くと本当に体力アップが必須になるし、香辛料と辛味の食べ物で食欲増進を図りたくなります。
暑くなればなるほど、スパイスを上手に使うのも食事が楽しくなります。
食欲減退するときは、胃腸を刺激すると食欲が増進するとよく知られています。
辛いものや香辛料、香味野菜などが、胃液の分泌を促す食べ物の代表です。
辛みを感じると、発汗による夏ばて防止効果も大いに期待できます。
スパイスがよく効いたカレーは薬膳料理に分類されています。
南インドやタイなどの亜熱帯地域や東南アジア諸国でカレーが好まれるのは理にかなっているといえます。
その中でも中国は辛味の概念に特別なこだわりがあります。
サンショウ「花椒」・トウガラシ「辣椒」・コショウ「胡椒」を総称して「 三椒」と言い、辛みを作る代表的スパイスとなっています。
中華料理の辛味に奥深さはこの三椒の働きが大きく関与していると思われます。
また、各国ではお国柄カレーや地域別のご当地カレーが豊富なのも面白いです。
他には、キムチ、キムチチゲ、冷ややっこのショウガ、豚のしょうが焼き、ワサビ入りのきいた寿司など酷暑の真夏を乗り切るための強い味方になるでしょう。
注意すべき点として、食べすぎると胃腸を痛めるし活性酸素が増大してストレス過多になりやすいです。
ちなみに、辛いものを食べると暑くなり汗をたくさんかきますよね。
その後スーっと涼しくなる理由をご存知ですか?
理屈は簡単で、発汗によって身体の表面温度は一時的に下がるため涼しく感じるのです。 世界中の暑い国には必ずといっていいほど辛い料理は多いです。
食欲増進の他に、発汗で身体の温度を下げようとする知恵だといえます。
夏バテ防止のために辛味の他には、レモン・お酢などの酸味やおくら・納豆などのネバネバ食品も食欲増進と疲労回復効果があります。
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