Amazon、家庭用ロボット参入!Alexa搭載スマートディスプレイ「Astro」が評判高い
アマゾンが車輪を搭載する家庭用ロボット「Astro」を発表して、世界中で話題になりました。
室内を駆け巡るAlexa搭載スマートディスプレイのロボットです。
「Astro」は、本体から離れて高い場所から室内を見渡せる潜望鏡のようなカメラに注目されています。
寝ている猫などのネット、料理中の様子などをチェックしたり、見守る目的として活用することが出来ます。
「Protect Pro」というRing社の警備サブスクリプションサービスを使うと、外出して留守にしている間にAstroを自動に稼働して家の中をパトロールしてくれます。
センシング技術にも注目されています。
煙の蔓延、破損音などの異常を検知して、その内容を保存できます。
もちろん、通常のスマートディスプレイのように、Alexaがサポートする音声コマンドを全て利用できます。
ビデオ通話中も「Astro」が家の中をついてきてくれるので、歩きながらビデオ通話をすることもできます。
また、Amazonの新機能「Alexa Together」は、緊急時に家族と連絡をとることもできる。
空間認識技術が優れている点を特にアピールしています。
昼夜問わず動き回ることを制限する「Do not disturb」モードや、特定の部屋やエリアにロボットが入らないように設定することも可能です。
アマゾンは、2021年後半にAstroを数量限定で発売予定。
最終的な価格は1499.99ドル(約16万7000円)です。
ハードウェアをベータ版の状態で早期利用できるDay 1 Editionsプログラムを利用すれば、999ドル(約11万円)で購入できます。
また、Ring Protect Proの6ヶ月間の無料利用権が付属します。
他の家庭用ロボットと比較すると低価格ですが、まだまだ高い印象があります。
海外のように大きな家に住んでいる場合には、見回りがあると安心ということでしょうか。
家庭用ロボットがどこまで広がるのかは疑問が残ります。
お掃除ロボットと違って、見守りの用途だけだと、広範な必要性を期待できないです。
セキュリティ用途だけであれば、監視カメラの設置や安価な方法が他にもあると考えられます。
今後いろいろな機能が追加されることを期待します。
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