アマゾンの有料サービス改革!家具&家電設置の真相
米アマゾン・ドット・コムは配達先での家具組み立てと家電設置のサービスを別料金でテストで提供する時に話題になりました。
アマゾンがこのサービスを広範囲で実施した場合、同様のサービスで先行している家庭用品販売のウェイフェアや家電量販店のベスト・バイ、住宅関連用品小売りのホーム・デポなどと競合することになる。
社内事情として、アマゾンはバージニア州とその他2市場で同サービスを導入する計画とのこと。
アマゾンは二段ベッドやトレッドミル(ランニングマシン)などの大型商品を購入した場合は、購入客が指定する部屋まで配送するサービスを提供している。
しかし、配送業者が購入商品を組み立てずに箱を置いて去ることに、顧客が失望するケースは少なくない。
ブルームバーグが確認したプレゼンテーションによれば、この新しいサービスではドライバーが購入商品を箱から取り出して組み立て、梱包材を片付ける。
万が一、顧客が購入した商品に満足しなければ、持ち帰るというのは興味深いです。
アマゾンに関わらず、依然ECにおける作業負担の大きい商材は家具/家電以外にも沢山存在しています。
自転車セッティング、自動車のタイヤ取り換え、携帯各社のサブブランドの設定など。
作業費用は、受益者負担で良いと思います。
無益な過剰サービス競争に陥らず、価値のあるサービスは無償でないこと明示し、Uber eatsなどのデリバリーサービスと同様に、商品の周辺で新たなサービスや市場が生まれることに注目されています。
日本ではかなりの需要が見込まれそうです。
高齢化社会を決してネガティヴに捉えるのではなく、大きな需要として捉え、すべての世代がスマート家電やスマートフォンに精通して世の中が便利になり、少しでも効率よくなれば、日々楽しくなるのではないでしょう。
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