値段ないレストランの偉業!いくら払う?お金ない人も歓迎?

   2021/10/15

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毎日ランチどきになると、お腹を空かせた人々が「ドレクセル&ハニービーズ レストラン」にオープン前から列を成す。
アラバマにあるレストランのメニューには、値段は一切記されていない。
お客は支払いたい金額を払うシステムだという。
オーナーのリサ・トマス=マクミランと夫のフレディー・マクミランが2018年3月から経営しているレストランが話題です。
「必要に応じて提供します」という基本原則にして、営業は火曜から金曜で、1日およそ100人の来店客だそうです。
1セントも払わないお客、5ドル前後を寄付箱に入れるお客、提供された暖かい食事の代わりに別の食品を渡す人など様々です。
家庭菜園で採れた食材を置いていく人もいるし、たまに1000ドルも渡すお客もちらほらいるそうです。
「ドレクセル&ハニービーズ」の常連客の大半は、食事代を払う余裕がない老人たちです。
すごい勇気だと思います。
お金があるのに払わない人、お金が無くて払えない人、いろんな人がいると思います。
このご夫妻に「仕事とは?」ということを教えていただいたように感じます。
全てを受け入れるという姿勢は到底真似できないです。
仕事をする目的はたくさんあると思います。
仕事はお金だけではないのだなと、思い知らされました。
アメリカらしいと言えばそれまでだが、心温まるものです。
お金以外でどう感謝できるだろうと考えてしまう。
地域の企業や個人の寄付が、この店の経費を支えているとありますが、こうした活動に対して周囲が応援しだすのもアメリカの良いところだと思います。
一方で、日本では寄付文化が浸透していないから、ビジネスとして営業することは難しいと感じました。
これに近い方法としては『子ども食堂』のように、ビジネスを主とせず、地域活動の一環でマンション単位や町会単位で取り組まれている、『炊き出し配布』の頻度を上げることでしょう。
食事を通じて地域コミュニティを育むスタンスなら、日本でも親和性が高く、格差社会・超高齢社会にも対応でき、成功確率はかなり高いでしょう。

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