リンスインシャンプー売れない理由!時短時代でも不人気
女性は忙しいのに、髪を洗うときに『リンスインシャンプー』をあまり使わなくなった。
それはなぜでしょう?
基礎メークは「オールインワン」などで手っ取り早く仕上げたいのに、洗髪ではシャンプーとリンスが一度でできる「リンスイン」を使わない人が多いです。
もちろん、ヘアケア意識は人によって異なり、売り上げ上位に「リンスいらないシャンプー」が来るブランドもあります。
でも店頭ではメインの商品として販売していないのが現実です。
そこで今回は「ヘアケアへの消費者意識」を考えてみます。ただし、ヘアケアの範囲は広いので、シャンプー、リンス、コンディショナー選びを中心に考えることにします。
■リンスインシャンプーを選ばない理由
現役世代の女性に話を聞くと、「いまは使っていない」という意見が多いです。
美容師から言わせれば、シャンプーなんてどれも同じではないがリンスインなんて有り得ないとのこと。
そもそも頭の洗い方から、知らない人って多い、髪の汚れは水洗で8割取れますシャンプーは洗剤みたいなもので使うシャンプーでもちろん違います。
良いシャンプーを正しい洗い方が大切です。
競争激しいシャンプー業界で、唯一の確立されたリンスインシャンプーブランド。リンスインシャンプーが支持されないと言われても、未だにコンビニでメリットは陳列されています。
リンスインシャンプーは、手軽に洗浄と保湿ができる商品ですが、髪を気にする女性にとって、シャンプーはしっかり洗いたい、リンスはしっかり保湿したいのが本音でしょう。
リンスインシャンプーには、しっかり感が不十分なのかもしれない。
リンス、コンディショナー、トリートメントは使う事で違いが明らかなのでそこは面倒というより必要な手間と言う認識なのでしょう。
ヘアケアはお金をかけてもいいコスメ寄りのカテゴリーと認識している方が増えています。
シャンプーが何でもいい人はそもそもリンスやコンディショナーやトリートメントは使いません。
また、白髪でなくてもカラーリングをするのが当たり前の世代の女性の髪は、長年の蓄積で痛んでいます。
そして、働く女性のストレスの高まりで薄毛も増えているわけですから、リンスインシャンプーは嫌われるのも分かります。
なお、リンスの要らないメリットは圧倒的に高齢の購入率が高いです。
リンスインだからというより、いつものシャンプーという認識で購入されている方も多いと思います。
どうせ今さら髪質とか関係ないから手早く一回で終わるリンスインシャンプーで構わないという考え方なのかもしれません。
リンスインが駄目なわけではなくて、ターゲット層のどのような悩みを解決する商品なのか。そう考えると、意外と対象は市場の中でも小さそうですね。
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