手足口病とヘルパンギーナや他の見分け方

 

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友達の夫婦とお茶をして雑談しているときに新たな発見がありました。
先週末から4歳の娘さん発熱と喉の奥に水疱のような症状が出てきて受診したら、「ヘルパンギーナ」と診断されたそうです。
2歳の息子さんにヘルパンギーナが移るのを心配していたら、つい先日から高熱で、手足のかゆみや水泡と発疹が出て診断したら、「手足口病」と言われたそうです。
ヘルパンギーナも手足口病も似たような病状だと思っていましたけど、 同じ家に住んでいて、違う症状がでるのが不思議だと思いました。
調べると、ヘルパンギーナと手足口病の原因となるウィルスは多種多様あります。
ウィルス群の中に共通因子が存在しているウィルスもあるので、
同じ環境下でもヘルパンギーナと手足口病が発症する可能性も高いそうです。
基本的に、子供がかかりやすくて、大人は感染しにくいといわれています。
友達の夫婦は軽い手足口病に感染していたようです。
病院の先生は、兄妹がヘルパンギーナを移して手足口病とその逆になったのかを断言できませんでした。
専門家でも感染の仕組みを把握できていないのだから、素人判断しないで早めにかかりつけ医に診てもらうほうが安心です。
別の話で、素人の決め付けが危険な事例があります。
子供が手足口病だと思い込んでいた母親が病院で驚嘆した話です。
口内に発疹がなくて手足がむくんだ子供に尿検査をさせたら、
なんと尿に蛋白が出ていたんです。
腎臓に軽い病とアレルギー性紫斑病という診断結果でした。
軽い症状だと勝手に判断して病院通いをためらうと後悔する最悪な現実を目の当たりにする可能性があります。
膿んでしまった口内炎や溶連菌にも感染すると、
皮が剥がれやすくてズル剥けの手足は外観が最悪です。
少なくとも専門医の診断結果を参考にする意識は本当に大切です。

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