部下が上司と管理側の期待通りに働かない理由と仕事の価値観
上司の期待に応えない部下が働いている会社は、ダメなのでしょうか?
大前提として、このような企業は称賛されるに値すると思います。
経営者側の期待に応えるだけの社員ばかりでは発展は望めない。
そもそも上司の言うことを聞くのが当たり前という認識が間違っています。
どうして働くのか目的がそれぞれ違います。
仕事に対する価値観やエネルギーが異なるし相性の合わない者同士が上司と部下の関係になってしまうと最悪です。
信頼関係が成り立っていれば、エンゲージメントとモチベーションを向上できる企業となります。
その結果、想像以上の素晴らしい結果や成果を上げることができる可能性があります。
日本の企業の管理職となると、マネージメントの管理というよりは部下の監視が業務内容になっているのも目立ちます。
部下の側からしてみれば「頼れる上司」「尊敬に値する上司」とは程遠いです。
そんな上役から身勝手な要求されたり期待されたとしても迷惑でしょうし、期待に見合う働きをしたくないでしょう。
成果報酬型の欧米諸国の契約であれば、働く目的が明確なのでビジネスとして腹をくくって一生懸命に働くでしょう。
日本企業は上下関係や人間関係を重んじる傾向がまだ強いので、論理や検証だけで解決できるほど簡単ではないでしょう。
一つの環境で上司が部下をコントロールしようとするのがズレているのかもしれません。
人間が人間をコントロールするより、結果だしやすいように管理してあげるほうが良いです。
成果を評価するためには、貢献度が高い人に高収入にする。
基準値以下ならばそこそこの報酬にする。差別ではなくて区別を明確にするほうがモチベーションアップにつながりやすいです。
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