史上最年少プロ棋士誕生!世界最年少の囲碁・藤田怜央くん将来性と評判
大阪の小学3年生、藤田怜央(ふじたれお)くんが、史上最年少となる9歳4か月7日で、2022年9月1日にプロの囲碁棋士になることが決まって話題になりました。
2019年に10歳でデビューした仲邑薫(なかむらすみれ)二段を超える若さです。
関西棋院によると中国や韓国などの最年少記録も更新してしまい、世界で最年少のプロ囲碁棋士が誕生する見込みです。
藤田怜央くんは4歳で囲碁をはじめ、週に5、6回のペースで囲碁サロンや道場で鍛錬してきました。
最長8時間という長時間も戦った経験があるほど規格外の集中力の持ち主です。
小学2年生頃にはプロ棋士と実力が拮抗していて、時々プロに勝つほどの実力を発揮したそうです。
囲碁界ではAIの技術革新も影響して、天才肌の棋士の低年齢化が進んでいます。
関西棋院では2022年4月から、12歳以下で将来性のある人をプロ棋士として採用する特別枠(英才特別採用規定)を設置しました。
怜央くんが第一号となりました。
将棋のように囲碁の世界も一流の棋士は早いうちから頭角を現しています。
できるだけ早いうちから切磋琢磨しながら揉まれることで今後も強くなるでしょう。
稀な才能がどれだけ成長するのか興味深いですし応援したいです。
囲碁界が盛り上がってくるのは喜ばしいと思います。
しかし、プロの囲碁棋士ということは、報酬を得るのでビジネスとして碁を打つわけで、納税義務を負うことになります。
社会人として仕事をするということになってきます。
問題になってくるのは、未成年でも若年層の子供に対して実社会のリアルな世界にいきなり引き込むのは不安もある。
どうか周囲の常識ある大人たちが、才能ある子どもの人生を執拗な邪魔をしないで、知性と人格を伸ばせるように導いてほしいです。
囲碁の業界でも将棋の藤井聡太くんのように知名度のある棋士をたくさん輩出して欲しいです。
世間の羽生先生と井山先生の知名度の差は結構大きいと感じています。町を歩いてサインをねだられるような棋士が囲碁のすそ野を広げて欲しいと思います。
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