運転免許証とマイナカード一体化の問題!セキュリティと情報漏洩対策
政府は運転免許証の管理システムを全国で順次、一元化する方針を正式に発表しました。
免許証とマイナンバーカードの一体化も進め、早ければ2026年に実現させたいとしています。
運転免許証の管理システムやマイナンバーカードなどをめぐって、2020年10月16日午後、河野行政改革担当大臣と平井デジタル改革担当大臣、小此木国家公安委員長が会談したことで本件が話題になりました。
会談では47都道府県の警察当局が個別に運用している管理システムに「クラウドサービス」を導入するとのこと。
国家公安委員長の小此木八郎氏によると「運転免許証の情報をマイナンバーカードのICチップに登録して一本化する」とコメントしています。
2022年から全国で順次、一元化していく方針だそうです。
一元化によりコスト削減が見込めるのはいいと思います。
運転免許証の発行・更新を全国どこでも行えるようになるなら喜ぶ国民が多いでしょう。
また、これまで政府が検討してきたマイナンバーカードと運転免許証の一体化についても、早ければ2026年に実現させることで一致しました。
ただし、出かけるときは必ずマイナンバーカードを持ち歩かないといけないということです。
色々な情報が盛り込まれるようになれば、気軽に持ち歩きにくいです。
セキュリティがまだ不安定なのに、肝心な事を後回しにして大丈夫なのだろうか?
マイナンバーは大切だから絶対に人に見せないのに、免許は必ず携帯しないといけない。
利便性を上げ持ち歩くほど漏洩の可能性は高まるのは誰でもわかります。
カードには番号非表示にするほうが良いという意見もあります。
特殊なカードリーダーでのみマイナンバーが読めるようにとか対策しないのか。
セキュリティはどうなのか、そういった大事なことは曖昧なのは何かあったら責任逃れするためなのか疑ってしまう・・・・このようなコメントも多いです。
券面に個人番号を記載しないでその代わりにカード固有IDを記載するほうが良い。
マイナンバー等の重要な情報は所有者本人・行政・認められた事業者のみがカードIDを専用システムに入力するほうが少しは安全でしょう。
所有者が個人の場合は登録した暗証番号も必要にして照会できるようにすればリスクを抑えられると思います。
どうせならばマイナンバーは本人と役所の他では原則非公開にして、事業者の利用目的に応じて「本人確認と税金情報登録のみ」「本人確認と保険証や免許証確認」「本人確認」とそれぞれ違う権限を与えられるようにする案があります。
マイナンバーカード利用の幅が広がります。
券面には氏名と生年月日と顔写真のみ記載し、それ以外はシステム上とセキュリティも向上する可能性が高まりそうです。
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