サンマ漁獲量が激減!不漁が過去50年で最悪、目黒さんま祭りで冷凍物でも対応

秋の味覚「サンマ」の漁の出足が、ひどい不漁となっていて悲鳴が上がっています。

今秋に日本近海に来遊するサンマの動きを予測して大不漁の恐れが浮上していました。

秋の味覚のサンマが高値になるうえに食卓に上がらない恐れが現実になってきました。

そのため、スーパーや飲食店などはサンマを獲得するために必死に動いています。

店頭の値段がどんどん上昇して大衆魚から高級魚になってしまうかもしれません。

北海道・根室の花咲港はサンマの水揚げ量日本一を誇ります。

秋の漁が8月上旬に解禁されるのですが、真っ先に出港した小型船が戻ってくると戦慄迷宮入りになった。

水揚げがほぼゼロで唖然とする結果に…。

その後に戻ってきた中型船が本当の初水揚げとなったが、17トンというごく少量で、昨年の120トン以上だったのと比較すると大きく下回っています。

8月末に大型船の帰港も始まったが、昨年のこの時期の量には全く及ばない。

どうやら魚群が見当たらないし、魚体も小さくて非常に厳しい年になりそうです。

この状況で悩みが尽きないのが恒例の「根室さんま祭り」です。

9月21、22日に開き、会場で箱詰めの生サンマを販売して開催費に充てる予定でしたが、不漁で必要量を確保できないと言われていました。

関係者の実行委員会によると、今後は開催時期をもっと遅らせる必要がありそうだと内情を暴露するほど危険水域のようです。

宮城県気仙沼市の気仙沼港では8月27日に初水揚げがあって、60トンを超えた昨年の1割強の8トンだった。6割が130グラム未満と小さい魚が多い。

東京・目黒駅前で9月8日に開かれる「目黒のさんま祭り」は今年の場合、炭火焼きのサンマを冷凍物にするという緊急対処策を実施しました。

毎年生サンマを送ってくれた岩手県宮古市が、不漁で祭りに必要な7千匹を確保できなかったので苦肉の策となったわけです。

祭りの実行委員長によると、今年で24回目の開催となるけど、こんな事態は史上初とのことでため息が尽きない。

漁業情報サービスセンターによると、8月に全国で水揚げされたサンマは約1千トン。

約9千トンだった昨年には全く届かないうえに、48年ぶりの大不漁だった2017年(約7千トン)よりも激減しています。

市場での平均価格(1キロあたり)は642円。昨年(316円)の倍に跳ね上がって驚きます。

自然環境の変化と漁獲量の増で資源が枯渇しているのかはたまた違う海域に生息場所を移しているのかもしれません。

これまで安価に大量に供給できていた物が激減して高級魚になってしまうのは非常に残念です。

そして、今後どうするのか考えなくてはいけないでしょう。

気候変動は推移を見守るしか主な手立ては無いと思いますが、資源保護を念頭に置いた漁獲制限が必要になるでしょう。

うなぎとかマグロのトロのように昔は安価で流通していた物が高価になってしまったと同様にサンマも高級品になってしまう時代が来る日が近いかも。

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