ミニストップの挑戦!コンビニ店内の液晶ビジョン広告が成功しない理由

イオン系列の中堅コンビニ「ミニストップ」が新たに導入した液晶ビジョン広告が不振だそうです。

液晶ディスプレイを使った集客戦略は今までも他の大手コンビニチェーンでもチャレンジしていました。

ところが、このコンビニ来店客向けの広告媒体は失敗し続けているようです。

そんな中で、ミニストップが果敢にチャレンジしているのはどうしてでしょうか。

 

■ミニストップビジョン

ミニストップが、2017年1月から各店舗のレジ上に「デジタルサイネージ」(デジタル技術を活用して平面ディスプレイなどに映像や文字を表示する広告媒体)を設置しています。

ミニストップの店舗内を活用して広告配信して、来店客へ有益な情報を配信しています。

このデジタルサイネージの広告展開をスタートして果たして売上げアップに貢献しているのでしょうか。

 

●ミニストップ、専用ディスプレイを設置しデジタルサイネージ

コンビニには、1日平均約900人の来店客が存在しています。

店内に専用ディスプレイを設置しデジタルサイネージを導入するような取り組みは、来店客に対して商品告知を行うことで、広告収入を得ようという試みです。

コンビニに来店しているお客さんは、買い物モードに入っていて、買い物モードの消費者に効果的な広告を打つことで、販売数もアップします。

この販売戦略を「ショッパーマーケティング」といいます。

広告を出すメーカーからすると、消費者に直接リーチできる広告媒体となるため、非常に魅力的に映ります。

つまり、ミニストップビジョン構想は正しいように見えますが、実際にはセブンイレブンなどのコンビニが挑戦した結果、失敗してきているのです。

 

■難しいコンビニ店内の広告媒体

ローソンに関して、2010年からこのような取り組みを始めていました。

デジタルサイネージを活用した広告配信サービス「東京メディア」というものです。

「特定の場所で、特定の時間に、特定の客層に広告を提供したい」という広告主のニーズを満たすメディアを目標にして、2010年5月29日に東京都内の300店舗で始まったサービスです。

端末設置店舗は1年後には720店舗、2年後に1390店舗、4年後には首都圏と名古屋や関西地区で2640店舗に拡大することを目指していました。

いま現在、成功しているとは言えません。

このサービスの場合、リーチできるのはコンビニの来店客だけなので、視聴者数が限定されてしまいます。

その点がメーカーからの出稿が増えない理由のひとつなのです。

一方で成功事例もあります。

コンビニ「NewDays」はJR駅ナカで店舗展開していて、首都圏の店舗に「NewDaysビジョン」を約200台設置しています。

このケースは、駅構内という圧倒的に視聴者数を獲得できる好条件の場所の特性を活かしています。

また、新宿駅のようなビッグターミナル駅では店舗そのものをラッピングして媒体化することも行なわれています。

広告媒体として販売するのであれば、これぐらい振り切らないとメーカーからの出稿は望みにくいです。

■ミニストップビジョンが上手くいくコツ

「ミニストップビジョン」について、成功するかどうか。とても難しい結果が予想されます。

その理由として、第一にミニストップは来店客数が他のコンビニよりもかなり少ないこと、

第二に、設置されるサイネージの場所が会計場所の上のメニューボード横なので、閲覧される確率が減少するという点が考えられます。

近所のミニストップにも設置していましたが、目が行かない弁当棚の上とかに設置してあるし、見て欲しいのか欲しくないのか全然分からないです。

そもそも、コンビニでお買い物しているときに立ち止まってまじまじと画面を眺めるほど長居しないでしょう。

どうせなら、休憩スペースがあるコンビニなら、イートインに設置したほうがミニストップでもみることがあるでしょう。

滞在時間が長くじっくりと画面を見てくれそうなイートイン利用客に向けて、ニュースやエンタメなどの情報と同時に商品説明を見せるようにするほうが良いでしょう。

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