一線を超えていなければ不貞行為なるならない?法的な見解

有名人の不倫ニュースがとどまることがない時世です。

文春砲などによって不貞発覚した後は、マスコミやメディアが特集を組んでアピールして大バッシングを受けた結果、仕事を失った芸能人もいます。

テレビや突撃インタビューなどで追及されたときに、最近は自分を守るため「一線は越えていない」というあやふやな曖昧でわかりにくい発言して不倫を否定することがあります。

「一線は越えていない」というお決まりの台詞は、どうやら肉体関係を結んでいないことを含んでいるようです。

不倫疑惑でたたかれている方々は、この言葉を発することで「不貞していない」とアピールしているようです。

 

■不貞の境界線はどこ?

一般社会では肉体関係がなければ、不貞にならない!ということが通用するのでしょうか?

妻に隠れて、ひそかにデートしたり、手をつないだり、様々なプラトニックなつきあいをする時点で、一線を越えていることに該当するのでしょうか?

「不貞になる・不貞には該当しない」という違い根拠は法律ではどこにあるのかを検証します。

不貞行為とはどのような定義になるのか、ということで論争になっています。

通説と判例による、不貞行為とは、自由意思のもとで配偶者以外の者と性交の行動に至っていることだと認識されています。

しかし、この中でも、日本では一夫一婦制度が採用されていますので、その貞操義務に違反する全ての行動と理解する立場ですと、判例表現をもちいるところの「情交関係・肉体関係」ということになります。

または、性交よりも広義も該当する見解も存在します。

不貞行為をどこまで拡大するのかは微妙で難しいです。

夫が強姦した場合にも不貞行為となる判例はあります。

最近では、風俗店をもちいた不貞行為に対しては、夫婦関係に影響を及ぼす事案として問題視ほどの状況ではないとされ、不貞行為と認めなかった裁判事例があります。

特段の問題といえば、例えば毎日かかさず風俗店に行っていて夫婦生活に悪影響を及ぼすような場合であれば、不貞行為になりえる可能性があることを意味しています。

不貞に該当するしないの線引きは、状況に応じて法的に見解が分かれる難しい問題のようです。

 

■一線越えていなくても不貞になる?

肉体関係がなく「一線は越えていない」場合は不貞とならないのでしょうか。

風俗店での不貞は、ならない可能性がある判断をみました。

デートが不貞に当たる可能性はないようにも思われますが、安心はできません。

性行為に至っていなくても、考えられないほどの親密な交際によって責任問題に発展することがあります。

LINEやメールなどで「大好き」「逢いたい」他に卑猥な表現を頻繁に使用して、厳密に不貞行為とまでは言い切っていいません。

配偶者がいるのに異性と交際するのは、たとえ一線を越えていなかったとしても、不貞になる可能性があります。

性交する・しないに限らず、不貞と認められた場合慰謝料を請求される可能性があることは、認識しておくべきでしょう。

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