不倫の慰謝料を減額?判決後の分割払い額の変更は無理

配偶者の不貞行為が発覚した場合、配偶者当人とその相手に慰謝料を請求するという展開はよく知られています。

専門用語には、配偶者にむけての貞操権侵害という問題になります。

当事者同士の話し合いで慰謝料の具体的な金額や支払い方法が決定することも、裁判による判決になることもあります。

双方の弁護士による調停・交渉になるときもありえます。

慰謝料を一括支払いできない場合、当事者間で分割払いもありえます。

ところが、万が一、分割支払いの途中で払えなくなってしまったらどうなるのでしょうか。

 

■判決を変えることは不可能

既婚者と不倫して、不倫相手の妻から慰謝料を請求され裁判になり、400万円の支払い命令となったことを聞いたことがあります。

分割支払いしていたが、病気を患って転職を余儀なくされ収入が激減…

その結果、生活が苦しくなってので、慰謝料の減額を希望してきました。

こんな場合、慰謝料減額なんて聞いたことありません。

結論から申し上げますと、一度出た判決を覆すことはほぼできません。

確定判決には、既判力というものが生じているからです。

一度決まってしまったらどんな情報があったとしても、当事者も裁判所もそれを覆す主張はできない、というものです。

 

■減額請求は困難

決められた額の分割払いを続けることが現実的に不可能になることもあります。

その場合はどのように交渉すればよいでしょうか?

減額交渉などは、一応はありえるでしょう。

ただし、一度既判力が生じている判決ではありますから、交渉はきわめて困難です。

全体の減額ではなくて一回の金額を減らして、分割の回数を増やす相談をする話ではないのか?

それが、どうして減額という発想になるでしょうか。

病気なら仕方が無いから優しくしてもらえるとでも考えているのでしょうか?

既婚者に手を出しといて慰謝料減額だとか、理解しがたいです。

不倫しといてその後に慰謝料請求されて病気を理由にして払えなくなって割引を依頼するだなんて…。

不倫したのだから自業自得です。

たとえ遅くなったとしてもきちっと慰謝料は支払うべきなのが償いです。

それだけ相手を苦しめたのですから、、、嫌なら不倫なんてするべきはなかった。

不倫は人生でリスクが高いです。

身も心もボロボロになるから、不倫なんて辞めることをお勧めします

 

■慰謝料支払いを逃げたら?

どうしても払えなくなり、支払い途中で転居したり連絡先を変えたりするなどして逃げたらどうなるのですしょうか?

逃亡したら、差し押さえのリスクを負います。

判決は債務名義といって、差し押さえが可能です。

たとえば、持ち家、自動車、預金口座、給料債権など、これら生活必需品が差し押さえられてしまい、不利益が生じてしまうでしょう。

どんな事情があっても、やはり裁判の判決というのは動かしがく、逃れることはできないものなのです。

離婚の養育費や、被害者への慰謝料、自己破産の悪用も厳しくして欲しいです。

経済的理由とか相手がバックれて払えなかったら逃げ切り勝ちとか結局泣き寝入りになってしまいます。

ところが、口座にお金を入れないで、転職を繰り返せば強制執行は難しくなります。

公正証書を作っていても、勤務先が分からなければ差し押さえできません。

その度に興信所を使えば費用の支払いで倒れになることも考えられます。

養育費を払いたくない人がよく使う手ですが、慰謝料にもこんな手を使われているようです。

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