歯石と歯垢の違い、黒い歯石と歯周病や虫歯の原因

■歯石と歯垢はどう違う?

歯垢(しこう)と歯石(しせき)という単語を何回も聞いたことがあるでしょう。

この違いをきちんと理解している人は意外にも少ないようです。

まずは歯垢と歯石の違いについて確認しましょう。

電動歯ブラシのCM広告などで「歯垢(プラーク)がよく落ちる」などといった解説があるのはご存じの通りです。

歯垢は、歯ついたネバネバしたものです。

歯磨きをするときには、歯間や歯と歯茎の間の歯周ポケットに溜まった食べ物のカスを取り除くのがポイントです。

しかし、目に見える食べカスの他に、目に見えない歯垢も除去しなければいけません。

なぜなら、歯垢は細菌の固まりで、その中には虫歯を引き起こす細菌も含まれているからです。

一方で歯石というのは、歯の表面に付着した白っぽい固まりです。

舌で触るとザラザラとした感触があるかもしれません。

この歯石というのは、歯垢が変化したものです。

歯垢の中にいた細菌の死骸や食べカス、唾液中に含まれるカルシウムが固く結びついたもので、歯ブラシで除去することができません。

歯石と歯垢は密接に関連しています。

歯石は表面がザラザラとして物が付着しやすいことから、一度歯についてしまうと食べカスや歯垢の取り付く場所になりがちです。

できた歯石を除去しないままにしていると、これの上にさらに歯石がつくことにもなりかねません。

 

■黒い歯石は汚れじゃない?

歯石というと白い物の他に黒いものもあります。

よく言われるお茶やワインなどが歯に付着すると色素沈着しやすい汚れです。

その汚れは「ステイン」とは違い、ステインと黒い歯石とは全く違います。

白い歯石とは違って、黒い歯石は歯周病になった歯茎から出た血液が混ざったために色が付いています。

歯の周囲の歯茎の状態が悪化していて、黒い歯石は「歯肉縁下歯石」といいます。

歯肉縁下の歯石は歯周ポケットにできているため、通常の白い歯石のスケーリングとは違い歯肉の下まで取り去る処置をしなければなりません。

ルートプレーニングというこの処置は、かなり力をいれて取り去る必要があります。

歯科の診療報酬で保険適応におさめるためには回数を重ねて通院しなければいけません。

歯周病になっている状態かもしれませんし、歯石という虫歯の原因です。

歯石を増やさないために、早急に歯石を除去して口内の健康回復を意識しましょう。

 

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