ゴミ屋敷問題の家主を追放する方法はある?

ゴミ屋敷の問題は夕方のニュース番組などでたびたび見えます。

近隣にゴミ屋敷があると、臭いや衛生上の問題が気になりますし、火事の件でも心配になってしまいます。

ただし、ゴミは自分のものだと主張して、自分の敷地内だから問題ないとして、片付ける行動を避けていることもあるようです。

確かに、ゴミはその人の物で、ゴミが放置されているのがその人の家であれば、他人が口出しをすることはできないように思います。

そこで、分譲マンションのゴミ屋敷問題に関して対象として、

分譲マンションからゴミ屋敷の家主を追放することができるか否かを検証します。

 

■分譲マンションには共有部分と専有部分

問題検討に先立ち、分譲マンションの共用部分と専有部分という用語を確認しておきましょう。

分譲マンションには、廊下や階段に代表される共用部分と、居室に代表される専有部分という構造上の区分があります。

このうち、共用部分は、居室の持ち主である区分所有者全員の共有に属するとされています。

そのため、共用部分については、区分所有者全員で構成される管理組合という団体で管理することになります。

全員のものだから全員で管理するということです。

他方で、居室のような専有部分は、原則として、その居室を所有する区分所有者が自由に使用し、管理します。

その人の物ですから当然のことです。

 

■原則、居室内(専有部分)のゴミ屋敷問題に口を出し不可

廊下にゴミを放置あるいは置いている人がいたとします。

廊下は管理組合が管理する共用部分にあたるので、管理組合から違反者に対してゴミの撤去を求めることになります。

一方で、居室内(専有部分)は、所有者が自由に使えるわけですから、ごみ溜め状態になっていようが、管理組合が口を出すことはできません。

 

■分譲マンションの住民に不利益の場合は例外

居室内(専有部分)の問題だとしても、ゴミ屋敷の場合には、部屋の異臭が廊下やベランダから漏れ出てくることも考えられます。

虫がうじゃうじゃ湧いて出てくるようなこともあります。

このような状況が確認されると、既に居室内だけの問題をはるかに超えています。

異臭や虫の発生が確認できるようなマンションでは、マンション全体の価値が激減して、他の住民にも悪影響を与えます。

他の区分所有者らの共同の利益に反する状態にまで発展した場合、管理組合が居室内のゴミ屋敷問題に口を出すことができるようになります。

ベランダやバルコニーは、管理会社や管理組合によって専有部分ではありますが、共用部扱いと規約に定めている場合があります。

共用部として扱っているマンションでは、ベランダやバルコニーに私物を長期に置くことや外から見える部分に洗濯物を干したりパラボナアンテナ等の設置を禁止しているところもあります。

その場合は、規約違反にて退去命令や追い出し専門の業者に依頼したりします。

私有地から、ゴミが出てたら行政サイドから、撤去命令は出せます。

どけなければ、行政代執行とその前に、不思議と火事になって丸焼けになるケースがあります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です