ピロリ菌の感染経路、検査方法、除菌と感染対策

ピロリ菌は慢性胃炎や胃潰瘍の原因の一つとして有名です。

最近になって胃腸との関係がクローズアップされています。

ピロリ菌について、どのように感染するのか、検査と除菌の方法、感染対策について検証します。

 

■口移しで感染

ピロリ菌がどのように感染するのか気になります。

ピロリ菌の大前提として、口から侵入する経口感染で感染します。

しかし、感染経路に関して不明点が多いです。

感染時期ですが、胃中の酸性の程度が弱い幼児期がほとんどです。

母から子へ、特に、食べ物の口移しなどによって感染すると考えられています。

大人になってからでなく幼児期での感染が大半です。

小さい子供をもっているお母さんは、十分に注意するべきです。

 

■ピロリ菌の検査方法

では、感染したかどうかはどうやって調べるのだろう。

ピロリ菌は胃の中にいますので、内視鏡を使って胃の粘膜の一部を採取します。

その組織を使って検査します。

ウレアーゼと呼ばれる酵素があるかどうか、顕微鏡でピロリ菌を直接見られるかどうか検査します。

または培養検査でピロリ菌が見られるかどうかを検査します。

内視鏡検査となると、躊躇する人のために他に方法があるのか質問しました。

もう一つの方法として、内視鏡を使わない検査があります。

吐いた息(尿素呼気試験)と便(便中抗原測定)と血液(抗体)で検査できます。

便中抗原測定というのは、ピロリ菌の一部を検出する検査で、便にピロリ菌または菌の一部がある場合、陽性ということになります。

血液検査は、感染することで陽性になり、過去に感染した場合でも陽性になります。

 

■ピロリ菌の除菌、感染対策

ピロリ菌に感染したら、どのように対処すればよいのでしょうか。

ピロリ菌が胃の中にいることがわかったら、除菌することになります。

胃酸を抑える薬と2種類の抗菌薬を1週間服用します。この除菌療法で約75~90%は除菌されると報告されています。

薬を服用する際は注意すべきことがあるという。

除菌するためにも、用法用量はしっかりと守りましょう。

自己判断で服用を中止したり、飲み忘れたりすると、抗菌薬が効かないピロリ菌になり、除菌が難しくなります。

一定期間経過後に、改めてピロリ菌の有無を確認しますが、もしも除菌できていなかった場合は抗菌薬を変更し、さらに1週間服用することになります。

家族への感染対策を解説します。

ピロリ菌は口から移りますので、食べ物の口移しやスプーン、フォーク、コップや皿などの食器を使い回さないようにしましょう。

胃酸の酸性が弱い小さい子供への口移しやキスは避けるほうが安全です。

 

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