犬から人への感染症と予防方法

犬が飼い主を舐めるのは、愛情表現や服従のサインだったりと、理由は様々です。

可愛いくてついつい抵抗せずに舐めさせていませんか?

実は、犬から人への感染症って意外と多いんです。

動物から人間へウィルスなどが感染することを「人畜共通感染症(ズーノーシス)」と言います。

感染症の元となるものは、真菌や寄生虫、ウイルスなど様々です。

日常生活を送っていても感染する可能性があるものばかりです。

感染症になる恐れが考えられるものとして、どのようなものが感染しやすいのか?

人間に感染した場合にはどのような症状が現れるのかを解説します。

 

■感染しやすい病気

人畜共通感染症は日本では100種類ほどが検知されています。

その中でも感染しやすいものを紹介します。

●イヌ・ネコ回虫症

回虫とは寄生虫の一種です。

犬がお尻や毛についた回虫の卵を舐めて、

その口でスキンシップを取ってしまうと飼い主さんにも感染します。

子どもに多く見られる症状として、発熱、ぜんそく、肺炎、視力障害があります。

 

●パスツレラ症

犬から感染するものの中でも特に気をつけたいのが、この「パスツレラ病」です。
パスツレラ症とはパスツレラ・ムルトシダと呼ばれるパスツレラ属菌によって引き起こされる病気で、免疫力が低下したときにだけ症状が出やすい「日和見感染」です。

犬の口内では高い比率で存在している感染症でしょう。

人間に感染した場合には30分から数時間で症状がでます。

傷口などを舐められた場合、腫れや痛みが出てきて、他には気管支炎肺炎が酷くなります。

犬に噛まれた場合には応急処置として、患部を水で洗い流して下さい。

すぐに病院で診察してもらって下さい。

 

●サルモネラ菌

犬の糞から検出されることが多く、子犬や老犬などに症状がでやすいです。

犬がサルモネラ菌を含んだ食べ物、飲み物を摂取するのが原因で感染します。

感染した犬に舐められた手を洗わずに口にいれると人間にも感染します。

衛生環境が悪い場所だと感染しやすくなります。

清潔を保つことが予防方法の一つです。

糞を処理したら手をしっかり洗うなどを心がけましょう。

また、ストレスで免疫力が低下して発症しやすいです。

腹痛、下痢、発熱、嘔吐、急性胃腸炎、敗血症などの症状が考えられます。

そのため免疫力を落とさないように気をつけることも重要なポイントとなります。

 

●Q熱

「コクシエラ・バーネッティ」という細菌が原因の病気です。

犬はコクシエラを保有したマダニを介して感染します。

または、菌が含まれる排泄物を舐めたり、空気中に浮遊している菌を吸いこむことでも感染します。

感染した犬が妊娠していた場合は流産や死産を起こすかもしれません。

人に感染した場合には数週間ほどの潜伏期間の後に、

40度近い高熱、頭痛、肺炎、肝炎などの症状が現れることがあります。

 

■■人畜共通感染症の予防方法

犬は病気に気づかないでスキンシップを要求していくるのが大半です。

そのため、人間でさえ感染したのを認識していなくて重症化する恐れがあります。

風邪やインフルエンザのような症状が続く、皮膚に異常が出る、リンパ節が腫れるなどの症状がある場合は病院で診てもらいましょう。

そして、そのときには犬を飼っているということも伝えてください。

犬にキスをさせたり、過剰に口元を舐めさせたりしないように注意することも必要です。

また犬を野生動物と接触させないようにして、糞や尿の臭いに接触させないのも重要な対策です。

定期的に動物病院で検診を受けるのも予防方法のひとつです。

 

■■回復する秘訣

犬から移る感染症は健康な人の場合、自然治癒してしまうことが多く、あまり知られていないかもしれません。

ですが抵抗力が落ちている人やお年寄り、小さい子供などは感染症にかかりやすく注意が必要です。

犬からの感染を防ぐことはもちろん、飼い主さん自身の健康にも気を使いましょう。

睡眠不足や不規則な生活では抵抗力も落ちてしまいます!

人間の口の中や手の方がとても汚れていて、病気が感染する可能性は高いです。

空気感染でインフルエンザ、トイレでノロウイルス。

何十年も犬を飼っていて、インフルエンザやノロウイルスには何度も感染しています。

しかし、犬から病気を移された事など無いです。

人間から病気が感染する確率のほうが高いという事です。

尻尾を振ったり、口を舐めたりすることは人間の事が大好き、信頼しているという唯一の愛情表現です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です