空き家の放置から賃貸管理する節税対策と収益物件の秘密

「空き家対策特別措置法」が平成27年5月から施行されました。

放置した空き家が「特定空家等」に指定されると固定資産税が6倍に跳ね上がります。

また、空き家の処理の催促通告を無視していると強制的に解体され、その費用が建物の所有者に請求されます。

「特定空家等」に指定されない対策と、空き家管理の重要性について解説します。

 

■空き家の管理は重要

空き家特措法の成立当初は、マスコミでもしきりに空き家問題が注目されたこともあり、空き家所有者の関心は非常に高いものでした。

ただし、行政代執行など、空き家を放置して課せられるペナルティは、「特定空家等」に指定されてはじめて発生します。
実際のところ、特定空家に指定されるような保存状態が悪い空き家がどれだけあるかというと、現場レベルでいうとそれほど多くないというのが実感です。

当時は心配していた人も、いまは楽観的に考えている人の方が多いのではないでしょうか。

空き家の管理を依頼している大半の物件は、特定空き家に指定されるほどの保存状態の悪い空き家ではありません。

多少放置していたとしても問題ない物件が多いです。

しかし、このような空き家の管理を怠ると取り返しのつかない出費になる可能性があります。

 

■修繕して貸す

外観が普通の一戸建てでも、室内がひどいと大問題です。

特定空家等に指定されるどころか、見方によってはいまだに誰かが住んでいるようにも見えます。

建物外観は問題なかったとしても、室内の状態はゴミ屋敷のようなひどい状態でした。

水道管から水漏れ、換気扇は腐食、網戸破れや窓枠腐食により開閉不能、水道の蛇口腐食なども目立ちました。

壁紙やフローリング交換が必要だとしても、毎月一回程度の巡回管理するだけで防止することができる問題です。

これらの修繕費用が大きな負担になりますが、修繕費用は数年で回収できます。

投資効率としてはまあまあです。

賃貸住宅として貸すことで、固定資産税を支払うだけのマイナス資産から、今後は収益物件として資産運用できるようになります。

空き家を管理維持し続けることのメリットは高いです。

もし実家が無人になって税金だけ払ってるなら、売るなりリユースなりした方が良いでしょう。

残念ながら売却しても二束三文の値段であっても放置が一番の無駄でしょう。
空き家は構造物ですが生き物でもあります。利用・使用されることでいつまでも適正な状態を維持し続けることが出来るのです。

事情によって、すぐに利用・使用できないのであれば、多少の費用を払ってでも、きたるべきその時のために管理を依頼すべきだと考えます。

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