【1】 家賃が安い
周辺相場よりも3〜5割くらい家賃が安い場合は注目してください。
殺人事件や死亡事故が発生したとしても家賃を下げることは大家の義務ではありません。
家賃が異常に安いなぁ~と感じたらぜひ確認しましょう。
家賃を下げるような良心的な大家さんであるならば正直に回答してくれるはずです。
なお、公団のURの賃貸物件ならば、事故物件である場合、「特別募集住宅」という制度を利用すると1〜2年の期間だけは格安で住めるのが評判が高いです。
【2】一室だけ不釣合いのリフォーム済み
一室だけ不自然にリフォームされている場合は怪しいです。
一棟すべての部屋を内観するのはろんがいですけど、
他の部屋も見てみないと比較できないので、空き部屋があればぜひ見せてもらうように意識して下さい。
時と場合によって、一室だけトイレの床がキレイ!で他の部屋と違う等があります。
内見は一部屋しか見られないのが基本です。
ただし、その部屋全体がリフォームされてしまうと事故物件と大丈夫な物件の比較が非常に困難です。
できることは、業者や大家にまずは確認してみてください。
また、運が良ければ、周辺住人から聞けるかもしれません。
【3】一部だけ不自然なリフォーム済み
部屋の一部が不自然にリフォームされているのを見逃さないでください。
お風呂やクローゼット、床だけなど、部屋の一部だけが新品になっている場合です。
不自然に部屋の一部だけが修繕する必要があったのは何かしらの原因があります。
リフォーム費用を節約するために、死臭などの悪臭やヒドい汚れがへばりついた場所だけ引剥はがして交換している可能性が高いです。
【4】建物の一部分がリフォーム済み
建物全体を遠くから見て不自然な一部分があったら注意しましょう。
一部分だけ不自然に壁が新しかったり、色が違ったりする可能性があります。
火事があった場合など、部屋全体を超えて数部屋分が不自然に新装している場合があります。
建物全体を外から見ればわかりやすいのでご注意してください。
【5】直前の住人が定期借家契約
『事故物件であることを告知する義務があるのは、事件・事故直後の1人目の入居者に対してのみ』という運用が業界標準となりつつあります。
定期借家契約を活用して、『1人目の入居者』には1~2年で更新させずに契約切って退出されて、その後は事故物件だった情報提供を一切しない場合があります。
直前の入居者がなぜ出て行ってしまったのかをできる限り調べるといいでしょう。
前に住んでいた人が定期借家契約だったかどうかは、聞かないことにはわかりません。
前の住人がどれくらいの期間住んでいたのか、なぜ出てしまったのかなどを確認しておくといいでしょう。
【6】建物の色や名前が不自然に変化
建物の色が塗り替えられたり、マンション・アパートの名称が変わったりすることがあります。
名称の変遷について確認したい場合は、古い地図と見比べるのが良いでしょう。
外壁が塗り替えられてからそんなに経っていなければ、Googleストリートビューに反映されていないこともあるそうです。ぜひチェックしてみてください。