引退後の盲導犬の真実「ハーネスをはずして」読んで理解!

『ハーネスをはずして』というエッセイ本を読んで反響が巻き起こっています。

著者である辻惠子さんは、老犬ホームで盲導犬たちを28年間介護し続け、250頭もの命を看取ってきたそうです。

この本では辻惠子さんの生い立ち、老犬ホームができるまで、辛い別れなど、犬との日々が書かれた活動報告エッセイです。

引退後の盲導犬が健やかに過ごせる老犬ホームが、札幌市の公益社団法人北海道盲導犬協会です。

世界で初めて盲導犬が最後を本来の犬らしく過ごせる場所です。

盲導犬を使用する人を『ユーザー』と言うそうです。

以前この施設の取材番組をみた時を思いだし涙が止まりません。何年も連れ添ったユーザーとお別れするのは盲導犬もわかってて寂しくて鳴くそうです。

立派に役目を終え、老犬ホームで暮らす犬たちの暮らしは、約10年ぶりの自由な生活なのです。

盲導犬としての仕事を忘れて本来の犬の姿で遊んでほしいし、おもちゃ遊びや、散歩のときに色々なニオイを嗅がせてあげるなど、自由に過ごさせてあげているそうです。

知識としては知ってはいましたが、これを読んでさらに盲導犬への関心が高まりました。

盲導犬たちの気持ちを代弁したものが、老犬ホームには詰まっているのではないかと思います。

盲導犬ユーザーとの別れがどんなに辛いとしても、盲導犬たちには本来の犬らしい人生を選択してもよいと感じました。

つかれるまで走り回ったり、日光浴したり、好きなご飯を食べたり、普通の犬らしい人生を送れる!

そんな老犬ホームは、おそらく盲導犬たちのユートピアに近い場所かもしれません。

そこで、人間は盲導犬への理解を深める必要があります。

盲導犬が困惑しないように、大声をあげたり、触ろうとしたりしない。

タクシーが盲導犬の乗車を拒否したニュースを聞いて、悲しくなりました。

運転手さんにもアレルギーなどの特別な理由があるのかもしれませんが、介護犬への恩恵を深めて欲しいです。

また、以前に盲導犬に対して意図的に大怪我をさせた事件があって、本当に許せないです。

老犬ホームは、全国各地からの支援や北海道からの助成金で運営しています。

盲導犬の育成費は約90%が寄付によって支えられていて、老犬ホームでの医療費は全て協会負担です。

『ハーネスをはずして』から支援の連鎖が拡大して欲しいと思います。

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