糖質制限ダイエットのリスクと糖尿病や桐山氏の心不全の真相

「糖質制限ダイエット」の危険性が騒ぎになっています。

その発端になったのは、ノンフィクション作家の桐山秀樹氏が2月6日に心不全によって61歳で急死したからです。

第一人者として有名でしたが、死因との因果関係は否定されたにしても、極端な糖質制限のリスクに関して論争が繰り広げられています。

また、今回の騒ぎに派生して、肉食を拒否するヴィーガン(完全菜食主義者)の一部の人たちが過激な発言と行動をしていて話題になっています。

 

■糖質制限ダイエットは危険?

「糖質制限」はそもそも糖尿病やメタボリック症候群が改善するという食事法です。

やり方は、ご飯やパン、麺類、ジャガイモなど炭水化物(糖質)の多い食品を極力避けることです。

その代わり、肉や魚、野菜など炭水化物以外の食品はどれだけ食べても構わない!というちょっと行き過ぎた発想なのかもしれません。

桐山氏は本来の目的として、糖尿病が劇的に改善したのは素晴らしいと思います。

ただし、糖質制限したことで87キロあった体重を67キロまで減量できたのは結果論にすぎません。

問題なのは、「糖質制限ダイエット」という固有名詞を世間に広めるほど認知させたことです。

糖尿病を患う仲間たちとともに綴った本「おやじダイエット部」シリーズが大ヒットさせたことで、糖尿病でない人までも糖質制限ダイエットを実践してしまうキッカケをつくってしまった。

ネット上でも「3ヶ月で10キロ痩せた」「メタボリック症候群から脱出した」「ポッコリお腹がへこんだ」などの喜びの声があったのも事実です。

その反面、「生理の周期が変になった」「長期間継続しているとめまいや吐き気がする」「脳梗塞の一歩手前と診断された」など生命の危険になるようなコメントが多いです。

桐山氏の死因は「心不全」で糖質制限とは無関係とされていますが、糖質制限食によっては心臓疾患のリスクを増大させる可能性がないとはだんげんできません。

また、糖質制限は食事が動物性食品に偏りやすく、脂質の過剰摂取で動脈や血圧に悪影響を及ぼすとの見方があるためだ。

糖質制限は糖尿病の方向けの食事療法が本質で、ダイエットはその副産物なものというのが王道でしょう。

脂質過多になれば、動脈硬化のリスクが高まるので、たんぱく質も動物性植物性のバランスを考えたり、野菜や海藻類、きのこ類などを取り入れて料理のレパートリーを工夫すれば、必ずしも危険な食事療法ではないと思います。

信条として菜食主義を選択するのは自由ですが、異常なほど固執して亡くなった方への冒涜は許し難いです。

何事もやり過ぎは良くないです。

楽なダイエットなんて存在しないです。

また、個人によって合う合わないダイエット方法があるのは仕方がないです。



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