葬儀費用を生命保険から出費してほしくない秘密とは?

葬儀費用を生命保険から出すことは可能なのか?

■相談状態

離婚した若夫婦には未成年の子供(親権は元嫁)が1人います。

夫が不慮の交通事故で意識不明の状態のままで、危篤状態のため近々に亡くなるかもしれません。

その夫が所有しています不動産・預金・生命保険は第一相続人として未成年の子供が相続になると思います。

十中八九、葬儀の喪主は夫の両親、父親がやると思われます。

しかしながら、その父親には今のところ金欠のため葬儀費用を夫の生命保険で補充しようと計画していますけど出来るのか気になっています。

子供は未成年ですから代理人の元嫁との打ち合わせによって、元嫁の承諾が必須条件になると面倒だと思います。

万が一、元嫁が策略家でお金を獲得しようとして邪魔建てするようなことをやっているなら何かしら対策はあるのでしょうか?

 

■回答

大前提として相続と生命保険を別物として分断するべきです。

まず、相続人は、未成年の子供一人になります。

離婚が成立しているので、夫がなくなれば子供に遺産が残るのは当然です。

「離婚後は、元奥様に相続の権利は生じない」ことを覚えおきましょう。

相続が発生すると、故人(被相続人)に生じていた権利義務のすべてが相続人に引き継がれることになります(民法896条)。したがって、ご親戚の方が有していた不動産や預金はもちろんのこと、住宅ローンなどの借金があれば、場合によってはそれも引き継ぐことになります。

一方、生命保険は、相続とは関係なく、受取人に対してお金が支払われることになります。

受取人が元妻か、未成年のお子様かは相談内容からはわかりませんが、相続の対象とはならないだろうことはご注意ください。

事情を話したうえで元奥様に協力を仰ぐのは必要ではないかと思われます。

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