仕事を辞めたい!という感情が沸き起こるたびに自問自答するのは悪くはありません。
深く考えないで簡単に辞職するのはやめといたほうが無難です。
転職に成功しても前の会社のほうが待遇や仕事内容などが最適だったという後悔をしている人が多いのが現実です。
仕事をしていれば嫌な経験をする事があるのは当然であって、辞めてから悔やまないように退職届を準備する前に必ず立ち止って考えましょう。
■感情が先走っていないか
「ムカつく~、あの課長!」「取引先の営業課長が最悪だぁ」など、仕事上のミスや上司・取引先に怒られた等のとき、
「最悪だ!こんな仕事なんか今すぐにでも辞めてやる!」と激怒してしまうときがあるかもしれません。
まさか、感情が先行してしまって冷静な判断ができなくなると一時的に楽になる選択を選択したがるのは危険です。
よくよく考えてみると仕事上のミスや失敗から学びや成長がたくさんあったと気づくこともあります。
感情だけで即決しないで、血圧上昇した状態を安定させて冷静な判断ができるようになってからじっくり考えましょう。
新入社員の若者に特に多いパターンで、何度も転職を繰り返す人の大半が感情にかませて逃げている人たちです。
自分の感情をコントロールしましょう。
■環境変える努力
辞める前に、現状の環境でやれることは本気であるかないかを考えましたか?
「仕事が単調でつまらない」「同僚や上司とのコミュニケーションや人間関係が上手くいっていない」などを掲げて転職する人もいます。
与えられた仕事に飽きてしまった人は、別に訴求からアプローチしたり、資格取得や技術を磨いて出世とキャリアアップを図るのはいかがでしょうか?
自分では気がつかない実力や発想などを知りえる最高のチャンスのはずです。
人間関係も同様で、気持ちを入れ替えて会話をすると簡単にストレス解消できる例が多いです。
自分が積極的に行動しないで職場環境を理由に辞職しているなら定職を発見するのは困難です。
辞めると決めた日から、少なくとも3ヶ月間は働いて改善対応しましょう。
それだけ頑張ってもダメなら退職を決行してもいいのではないでしょうか?
自分自身が仕事をやめるのをきちんと納得していないに辞めるのが問題なのです。
■次の目標設定は完璧なのか?
辞めた後にやりたい仕事の構想は決まっていますか?
そのやりたい仕事は、辞職しようとしている今の会社ではできないのですか?
目標が曖昧のままで、何となく辞めても新しい勤務先でも同じことの繰り返すパターンが多いです。
働きたい業種があっても簡単に転職先が見つかる保証もないです。
やめる前に転職活動をしたり、調査したり何かしらの行動をするべきです。
退職届を提出すると引き戻すのは無理なのが一般常識です。
安易にやめないのが基本、自分の人生の方向性を紙と鉛筆で書いてみましょう。

